先日、ブログのテーマを変えてました。
具体的には、賢威というテーマからTCDと言うテーマに変えたのですが、若干ソースコードが違うのでかなり焦りました。
まず、賢威では、改行コードに[br num=”1″]というコードを使うのですが、TCDでは、そのコードが”文字列”として記事中に表示されてしまうのです。
すでに数百記事あるブログですので、さて、どうしようか?と悩んだのですが、素晴らしい一括置換プラグインを見つけて、一瞬でその悩みは解消されてしまったのです。
今回ご紹介するプラグインSearch Regexは、普段あまり使うことはないと思いますが、このプラグインを知っておくと、この先、役に立つことになりますので、記事にまとめてみました。
アフィリエイトなどを実践されている場合、リンクが切れてしまったり変更したいって言うときにもかなり使えるとプラグインだと思います。
目次
この記事を書いているときに実際に置換したものは
<p align=”center”>YouTubeの埋め込みコード</p>
これを
<div class=”ytube”>YouTubeの埋め込みコード</div>
に置換しました。
TCDテーマは、YouTubeを埋め込むためのコードがあるので、そのコードに変えたかった、ということですね。
Search Regexの使い方
まずは、ワードプレスの管理画面ダッシュボードから、プラグインSearch Regexをインストールしましょう。ダッシュボード→プラグイン→新規追加をクリックします。
プラグインの検索窓に、Search Regexと入力します。
そして、すぐにインストールです。
インストールされたら有効化をチェックします。
Search Regexを早速使ってみましょう。ダッシュボード→ツール→Search Regexをクリック!
するとSearch Regexが表示されます。
ここで各項目を入力していきます。
Sorces
ここでは置換させたい文字列をプルダウンで選択します。記事の本文中で置換させたいのか?それとも記事のタイトルを置換させたいのか?などが選択できます。
メニューは8つ。それぞれの意味は
Comment author:コメントを書いた人の名前
Comment author email:コメントを書いた人のメールアドレス
Comment author URL:コメントを書いた人のURL
Comment content:コメント内容
Post content:記事の本文
Post excerpt:記事の抜粋
Post meta value:記事のカスタムフィールド
Post title:記事のタイトル
Post URL:記事のURL
今回の説明では、記事本文の中のソースコードを置換したいのでComment content:コメント内容を選択します。
Lmit to
ここでは一回の操作で置換する上限を決めるところです。
最初は、少しビビッていたので、僕は、10記事だけまずやってみました。その結果、いい感じで置換されていたので、No limit(上限なし)を選択して全部置換させました。
Order By
ここは、この流れの中で後でするSearch(検索)やReplace(置換)をしたときに、結果の並び順を決めるだけのことなので特に選択しなくてもいいと思います。
ちなみに、Ascendingは昇順、Descendingは降順のことです。
Searsh patern
ここは置換するために検索をかけたい文字列を記入するところになります。
例えば、
<h3>見出し</h3>→<h2>見出し</h2>
このような見出しのhタグを置換したい場合ですね。
僕が一番最初にこのプラグインを使ったときは、
[br num=”1″]を[ ]に置換しました。
Rplace pattern
ここは、置換後の文字列を入力するところです。
Regex
ここは正規表記について設定するところです。
Regex:正規表現を使うか
case insensitive:アルファベットの大文字と小文字を区別しない
multi line:^と$の意味を先頭と末尾→行頭と行末に変更
dot all:.と\nを一致させる
htmlタグの置換の場合は、Regexにチェックします。
Search
Searchボタンを押すと、Searsh paternで入力したものが実際にどこに適用されるのか分かります。以下のような感じで該当の記事タイトルや前後の文章、そして検索に引っかかった部分を表示してくれます。
この機能は、単純に検索だけ、なので意味があるのか、ないのか、ちょっと微妙ですね。
Replace
Replaceボタンは、Searchボタンを押したときのものに加えて、置換後にどんな感じになるのか、表示してくれます。
ここはとても大事なところです。自分がイメージした通りに置換されているか、しっかりと確認する必要があります。この段階では、まだ保存されていないので、間違いが見つかればもう一度最初からやり直しが出来ます。
Replace&Save
Replaceボタンの結果をブログに反映させ保存するボタンです。
このボタンを押すと置換が実行され保存されます。
ボタンを押したあとに「○○(数字)Occurrents replaced」と言う表示がされれば作業は完了です。
このプラグインは、テーマを変更したときには、とても使えるものだと思います。しかし、慎重に作業する必要があるな、と思いました。
ですから、最初は、いきなり全ての記事を置換するのではなくて、10記事だけやってみて様子を見てから全ての作業を終わらせたほうが安全だと思います。
今回の作業の中で思ったこと
僕は、このブログを立ち上げたときに、何も考えずにテーマを決めてしまいました。今から思うと理由などないんですよね。強いて理由があるとすれば、多くの方が使っていたから、と言うものだけでした。
しかし、記事を重ねていき、自分らしさというか、差別化をしたいと思ったのです。その時、すでに記事数は、300記事ほどあったのでテーマを変えることに躊躇していた時間があったのも事実です。
でも、やはり差別化したい、そして、TCDのテーマがとにかく美しいと思ったので思い切ってテーマを変えたわけです。
変えてみると想像していなかったことがいくつかありました。でも、それを自分で調べて解決していく、という行動がとても爽快で楽しいものでした。
今回の記事は、僕が実際に困ったことを解決できた方法であるので、他の方も困っているかもしれないと思いまとめたものです。
ぜひ参考にして下さい。
天野明
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