パラダイム、って言葉
聞いたことがありますか?
パラダイムとは、
枠組み
仕組み
モノの見方
捉え方
思い込み
などのことを指します。
このパラダイムが壊れた瞬間のことを
パラダイムシフト
と言います。
ある日、一人の男がニューヨークで
地下鉄に乗り込みました。
その地下鉄には、男の他にも
乗客がいましたが、流れる空気は
平穏そのもの。
ある人は、新聞を読み、
また、ある人は、目を閉じて休んでいる。
地下鉄は、静かな空気とともに次の駅に
到着しました。
駅からは、数名の子供と親と思われる男が
乗り込んできたのです。
親と思われるその男は、その一人の男の
隣に座り、じっとしています。
子供たちは、周囲の空気なんて、
お構いなしに、はしゃぎまわります。
やがて、その子供たちの行動は
エスカレートして、ある人が読んでいた
新聞さえも、奪い取って遊び始めたのです。
しかし、男の隣に座った
親と思われる男は、まったく子供たちの
振る舞いに、関心が無いような、感じでした。
ある男は、関心がないのか、子供たちの行動が
目に見えないのか、そのどちらかだと
思ったのです。
しかし、あまりの子供たちの傍若無人ぶりに
ある男は、隣の男に向かって、小さく
囁いだのです。
他のお客さんにも迷惑をかけますから
子供さんたちを静かにさせて下さい…。
と。
男は、少しもたじろぎもせず、
ああ、子供たちの母親がつい先ほど
亡くなってしまったので、子供たちも
どうしていいのか、わからないのだろう…。
と、答えました。
ある男は、驚きました。
子供たちの傍若無人ぶりに、関心がない
ダメな父親だと思っていたけれど、
実は、背景に、そんなにむごいことが
起こっていたのか。
ある男は、隣の男に向かって、丁寧に
あなたの奥さんが亡くなられたのですね。
もし、差支えなかったら、お話を聞かせて
いただけますか?
と、聞いてしまっていたのです。
…。
これは、パラダイムが
地下鉄の中で、傍若無人に振る舞う子供たちを
まったく、叱らない、ダメな父親。
と言うことです。
そして、現実には、
傍若無人の子供たちとダメな父親
ではなくて、
悲しみを堪えている子供たちと妻を
亡くしてしまい、呆然とする父親
だったわけです。
ネットビジネスも、こういう側面が
よくあるかもしれないと思いました。
簡単に稼げると思って入った世界
と
相当努力しないと稼げない世界
このパラダイムシフトに、
新規参入者は、やられてしまうのでは
ないのか?
と思ったのです。
ブログランキングなどを徘徊していると
一切更新されていないブログもあるし、
新規に立ち上げたばかりの、初心者さんの
ブログもたくさんある。
ネットの世界とはいえ、ビジネスなんですよね。
ビジネスだからこそ、真剣に取り組まないと
稼げません。
パラダイムシフト、
ネットビジネス、新規参入者さんは
ご注意を。
意識の高いあなたなら、
心配ありませんが、ビジネス意識が
薄いと間違いなく、やられてしまうでしょう。
今日のある男の引用は、
スティーヴン・R.コヴィー 著
完訳7つの習慣より
天野明
ネットビジネスは簡単に稼げるという風潮が強いですが、簡単に稼げるという気持ちで挑むと挫折してしまいますので仕組みづくりをしたら多くのお金を稼ぐ事ができるようになるという事だと思うのでそれまでは圧倒的な行動力が必要だと思いました。
ネットビジネスは参入障壁は低く投資資金もそれほどかからずに
極端にいうとネット環境とパソコンがあれば誰でも始められます。免許も資格も要りませんし
簡単に稼げるような気持ちになりがちです。しかし相当努力しないと稼げない世界と自認して
取り組んで行きたいと思います。
しかし悲観論ばかりでなくやればやっただけの実績が残る世界ということでもあるので
楽しいこと、結果がでたことを考えて頑張りたい。
「ネット」と冠が付くと、なんとなく軽く考えていました。
ネットビジネスもリアルビジネスなんです。
本業のビジネスと同じに考えれば、簡単に稼げないことが理解でき、手が動かないなんて考えられない。
ネットビジネスで結果が出ない自分は、転職を繰り返す半人前です。
本業と同じに捉える事から始めます。