僕たちのように、ネットビジネスに取り組んでいると自分では、どうにもならない作業と言うものが出てくることがあります。
そんなときに、この7つの習慣のデリケーションを意識するととてもスムーズにビジネスが進みます。
僕の例で言うなら、基本一人ビジネスをしています。
しかし、単純な文字起こしや苦手なデザインなどは、外注さんにお願いして出来るだけ時短を図るように意識しています。
目次
そもそもの効率化を考えよう
何かの目標に対して、それを達成するためには、自分の時間を使って実行するか、人に任せるか、のどちらしかありません。
まず、大事なのは、自分の時間を使うときには効率性を考え、人に任せるときには効果性を考えることです。
全部自分でやろうとしてしまう
ネットビジネスにおいて初期の段階では、やはりその仕組みやそのものの概念などを学ぶために一人で全てを解決する、目標を達成するという意識はとても大切だと思います。
中には、人に頼むとかえって時間がかかるからと言ってデリケーションを嫌がる人は多いです。
でも、人に任せることが出来るようなことなら、ある程度、ビジネスの仕組みを知ったらどんどん人に任せるという考え方は必要になってきます。
人に効果的に任せることが出来れば、自分の能力を何倍にも生かせることが出来ます。
具体的には
例えばですが、あなたがブログアフィリエイトビジネスを実践しているとします。
もちろん、自分で記事を書き、更新し、肌でその反応を感じるという経験は必要ですが、でも、その経験を数回体験してしまえば、どのような記事を書けば反応が取れるのかと言うことをあなたは知ってしまうことになります。
ここまで自分が成長したら、やはり、「外注」「パート」などを雇い、記事を書いてもらうというマネジメントの考え方を持つとあなたが自分一人でブログ記事を書き続けるよりもより効果的なのは明白です。
ですから、自分である程度出来るようになったら、あなたしか出来ないパート以外は、人に任せるという勇気も必要になってきます。
人に任せることが出来れば
人に任せることが出来れば、その空いた時間であなたは自分にとってもっとも大切な、そして重要なことに注力することが出来ます。
すると、ビジネスは、より高い水準で回っていきますし、結果も目に見えて素晴らしいモノになっていくでしょう。
個人であれ、組織であれ、デリケーションこそが成長をもたらすのです。
ネットビジネスはデリケーションを意識する
ネットビジネスは、その性質上、初期の段階では、一人(個人)で取り組む場合がとても多いと思います。
しかし、一人作業の限界は、ビジネスを大きくすることはなかなか難しいものです。
デリケーションと言う考え方をしてみると、
・スタッフでも出来るような仕事
・スタッフを使って出来る仕事
この二つに分けて考えることで、あなたは、自分にしか出来ないクオリティの仕事に打ち込むことができる。
デリケーションとは、簡単に説明すると
経営者思考(マネージャー)として仕事を管理すること
デリケーションできる能力の有無が、経営者思考として働くか、もしくは一人のスタッフとして働くかを区別する決定的な違いになります。
テコの支点で考えてみると分かりやすい。
スタッフ側の考えは、下図のように、1人力で1出力なのに対して、経営者思考を持つとテコの支点をずらすことが出来るので大きな出力を生むことが出来る。
二つのデリケーション
使い走りのデリケーション
これを取って来い、あれを持ってこい、これをやれ、あれもしろ、終わったら告しろ
→おそらくほぼすべての会社組織がこのようになっていると思っています。
部長は、部下に指示を出し、進捗状況を把握して、結果を報告させる。社員たちも、この流れに慣れてしまっているので、違和感を持つこともなくなってしまうのです。
任せた人の行動を一からずっと監視していたのでは、何人もの人をマネジメントできるわけではないので、使い走りのデリケーションは、その成果が大きなものになることはありません。
全面的なデリケーション
手段ではなく、結果を重視する。手段は自由に選ばせ、結果に責任を持たせる
→僕たちのようにネットビジネスをしている場合、この考えを守るとビジネスが加速します。
全面的なデリケーションを続けていればテコの作用が増し、大きな力になるのです。
1、望む成果を明確にする
何を達成するかを重視することで、どうやって達成するかと言う手段を考えるわけではない。
2、ガイドライン
守るべきガイドラインを明確にして、仕事を依頼する。ガイドラインをしっかりと明確にしておかないと何をしてもいいと誤解されてしまう恐れがあります。
例)ブログ記事更新
ガイドラインがないと他者のブログ記事をそのままコピーして、記事にしてしまう。
3、リソース
望む成果を達成するために使える材料のこと。
報酬だったり、拘束時間だったり、ツールやソフトなど。
4、アカウンタビリティ
成果を公平に評価する仕組みを作る。
例)ブログ記事更新
1日1記事更新できたら、報酬が上乗せになる、など。
5、評価の結果
達成された成果について、その都度、評価をしその結果を具体的に指し示すこと。
全面的なデリケーションを行うことをネットビジネスでは、外注さんを育てるという表現を使ったりします。
個人ビジネスといえども、人に任せることを外注に回すというのは、とても効率的な考え方だと思います。
信頼ほど人をやる気にさせるものはない
外注、パートさんに仕事を続けてお願いすることは、その人を信頼していることの証になります。
信頼されていると思えば、人は自分の最高の力を発揮するものです。
もちろん、育てるという意識がないと時間と忍耐が必要になってくるので、しっかりと経営者思考でビジネスに取り組むことが重要になってきます。
冒頭でも触れましたが、単純作業やできないことは、外注に任せ、手間のかかることは、ソフト、ツールに任せると言う考え方ですね。
もちろん、自分が主導権を持ち、ビジネスを進めていく必要があります。
デリケーションは、二つあり、できるだけ、全面的なデリケーションを心がけるようにしましょう。
横展開にビジネスを考えると
ビジネスは、収益化する基本的な部分を分散させておく必要があると僕は思っています。
ですから、自分ビジネスでしっかりと稼げるようになったら、ビジネスを横展開して、収益の柱を増やす必要があると思います。
僕の場合ですが、僕は、メルマガ情報発信ビジネスを基本として展開しています。
が、密かにチームを作ってブログアフィリエイトにも取り組んでいます。ノウハウは、いくらでもあるので、それをパートごとに外注さんにお願いして記事を書いてもらっています。
まだまだ大きな収益が出ているとはいえませんが、この調子で横展開をしていくと一つの収益の柱になるな、と実感しています。
もちろん、チームを作ったからといってすぐにそのチームがうまく回ったわけではありません。でも、コツコツと人を育てるという意識を持って取り組んできましたので、形になり、収益が出てきました。
僕は、成長してくれた外注さんには、ボーナスと言う形で3ヶ月に一度程度、契約した対価とは別に支払っています。
今は、このチームがしっかりとした基盤になるように務めていますが、いずれ軌道に乗ったら次の収益の仕組み作りをデリケーションを意識して作っていこうと思っています。
ぜひ参考にして下さい。
天野明
この記事へのコメントはありません。